シーズン開幕にあたり保護者の方へご協力依頼【重要】

 

拝啓 時下ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。日頃より旭川道北ボーイズの運営に、ご理解とご協力を賜り、心より感謝申し上げます。

さて、表題の件につきまして、先にLINEにて審判講習会参加の案内がありましたが、下記の通り改めて保護者のみなさまへボーイズリーグ北海道支部の現状、チームの現状そして、ご協力していただきたい内容を説明させていただきます。

 

本来は集まって説明するべき内容ですが、
なにとぞ事情ご賢察のうえ、
ご理解ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

 

 

・北海道支部の大会運営

現在ボーイズリーグ北海道支部が主催するすべての試合運営において、保護者協力があって成り立っている現状があります。

ボーイズリーグ北海道では、保護者の協力を得るために、
スキルアップを目的とした講習会(年間2回春、秋)を実施したり、球団内で経験者から未経験者への引継ぎやスキルを共有することで維持しています。

主な内容は

審判、アナウンス、記録員、球場設営等となっています。

旭川道北ボーイズも連盟支部に習い、
保護者の方の協力を得て活動しております。

それではそれぞれご協力していただきたい内容を
1つずつ説明させていただきます。

・審判員

・ボーイズリーグ北海道支部の審判体制

ボーイズリーグでは審判員の資格として
経験年数や技術によってBL1級、BL2級、BL3級の階級があります。
1試合の審判員は2球団から構成される5名(主審、塁審3名、記録審判1名)です。
よって、
1試合に対して1球団2~3名の審判員が必要です。

実際の審判割り当て↓
2021 春季リーグ戦審判配置

2021 アシックス杯審判配置

‘‘トーナメントの大会の場合は自チーム以外の試合を担当、
リーグ戦の場合は自チームの試合を担当します。‘‘

 

・旭川道北ボーイズの審判体制

旭川道北ボーイズの昨年の体制は、
保護者以外の審判員(札幌在住BL2級)が2名と保護者審判員(新3年生)数名で編成しています。

ほとんどの試合が遠方で行われることや、
それぞれ生活環境等を考えると、毎週試合に来れる方が少ないことから(特に土曜日)、
保護者審判員を1球団最低5名以上、BL2級審判員2名の合計7名以上の体制を整えるのが理想です。
(2名のBL2級の審判は今年はいますが来年はわかりません)

 

・審判講習会BL3級

公財)日本少年野球連盟審判規定・公認審判員規定施行細則には以下のように位置づけられています。

1) BL3 級審判員はチーム代表の推薦を受け、
支部が開催する審判員養成のための、
支部
審判講習会を修了した者について、支部長及び支部審判長が認定する。

 

よって、

基本的には審判講習会に参加しないとBL3級を取得できないため審判員と認められません。

 

昨年の審判講習会はコロナの影響で中止になり、新2年生の保護者は参加出来ませんでした。

 

今年も審判講習会積極的に参加してくださいと、
言いづらい状況でもありますが、
来年、再来年とどうなるかわからないので、
開催されるときに参加しておかないと、
球団としては後々困ることにもなりかねません。

・アナウンス


・ボーイズリーグのアナウンス

ボーイズリーグではすべての試合両チームから1~2名(基本お母さん)
合計2~4名でアナウンスを行っています。

すべてのアナウンスは自チームの試合を担当します。

 

・旭川道北ボーイズのアナウンスの現状

 

昨年のシーズンは、
保護者以外のアナウンス1名
保護者アナウンス(新3年生が多い印象)数名で編成しています。

審判同様、
出来るだけ多くの方がアナウンスが出来るようになり、
個人の負担を軽くするのが理想ですが、

入団した選手の家庭状況等ありますので、
一方的に強制しまうと出来る方はいいのですが、
協力が不可能な方もいます。

実際には『協力できる状況』にある方、
もしくは『快く引き受けていただける』方の、
数名に頼った編成をすることが過去には多かったです。

いずれにしても、
多くて2日で4試合という日もありますので、
なるべく多くの方に覚えていただけると助かります。

 

 

・講習会(DVD、マニュアル)

以前はアナウンス講習会(札幌)を実施していましたが、こちらもコロナウィルスの影響で中止になりました。

昨年からはアナウンスマニュアルDVDでの解説動画変更になっています。

しかし、
アナウンスをするにあたっては
これらの事前準備だけでは非常に厳しいです。

少年団等で慣れている方ならともかく、
選手交代など実際の試合では何が起こるかわかりません。

ボーイズリーグは良い球場で試合を行う事が多く、
それなりの『緊張感』もあります。

最初は補助について、
経験者からのレクチャーが必要であったり、
経験者が補助についてサポートするなど、

スキル習得段階を踏むことが多いです。

アナウンスマニュアル

 

・記録員、球場設営

ボーイズリーグでは本来、
試合会場には当番チームが設けられ、
その日のすべての試合を運営するスタイルでしたが、
コロナウィルスの影響を受け、
一昨年から、試合を行うチーム同士の担当制に変更となりました。

・試合担当制の実施要領について

実施項目 1塁側チーム担当業務 3塁側チーム担当業務
アナウンス(保護者)
記録(代表、副代表、保護者)
スコアボード又はスコア入(誰でも可)
速報入力(チーム代表)
掲揚旗及び横断幕
・1試合目は掲示
・最終試合は撤収
第1試合準備
(ライン引き等)
最終試合後の清掃

 

記録員の仕事は正式な記録として北海道支部や各新聞社に送る様の記録用紙を記入する作業になります。
球場の本部席で1名~2名で記入します。

 

・まとめ

一通り書きましたが、シンプルにお願いしたい項目は、

1.審判員の協力。(講習会有)
2.   アナウンスの協力。(講習会無)

以上の2点になります。

試合当日に発生するその他の事(記録以外)は難しい事はありませんので、球場に来た際にお声がけします。

 

また、寂しいお話しですが、
現在、審判、アナウンス、副代表等の仕事を、
新3年生の保護者を中心に行っているため、

2022春のシーズン(8月終了)までに、
新2年生の保護者を中心とした
新1,2年生の保護者への引継ぎも同時に行う必要があります。

新1年生は2022春のシーズンのすべての試合に行くことは考えていません。
ボーイズリーグの雰囲気やベンチの役割を知ってもらうために数名を交代で連れていくことがあるかと思います。
実際には秋からが本格的なスタートとなりますが、来月の審判講習会には可能な限り参加していただきたいです。

 

・最後に

このように、子供達の野球において、充実した活動にするには、保護者のご協力が不可欠なのが現状です。保護者の関り方は各球団、地域、人数よって考え方もやり方も様々です。残念ながら、このような大人の関りが上手くいかず、本当の意味でベストな運営できているチームは少ない印象があります。少しでも保護者の『負担をなくしていく』取り組みを行ってきましたが、現在の仕組みではすべての解決に至らず、ご協力をお願いしている状況です。入団されているみなさんも、それぞれの生活環境があり、価値観も様々です。当然球団に協力できる方もいれば、ほとんど来れない方もいると思います。だからこそ、全員が『可能な範囲』で協力し合って、シーズンを戦えるのがベストと考えています。また、お手伝いをしている、していないで、『肩身の狭い思い』をするのではなく、『誰でも安心して応援』に来れる環境が選手チームに必要です。

最後に、開幕まで2か月を切りました。選手たちはシーズン中、チーム内外で目標と目的を達成すべく、激しい戦いをすることになります。少年野球はチームスポーツでもあり、個人スポーツでもあり、また家族スポーツともいえると思います。時に壁を乗り越えていかなければならない、または試合に勝ちたい、活躍したいときなど、何か言いたくなる気持ちはわからくもないのですが、シーズン最後まで前向きに戦い抜くためにも、こと野球に関しては、選手に対して、チームに対して、どんな日でも『あたたかい目』で応援していただけると幸いです。

 

長くなりましたが以上2点、
・実務的なお願い
・心のお願い

なにとぞ事情ご賢察のうえ、ご理解ご協力を賜りますよう重ねてお願い申し上げます。

ご不明点ございましたら、石田父母会長を通してでも、撫養監督、宮原に直接でも構いません。お問い合わせください。

 

宮原

 

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